健康維持に欠かせないビタミンC。特に美容や免疫力向上に効果があるとして、多くの方がサプリメントで摂取しています。しかし、一部の人にはビタミンCサプリメントを摂ると「胃痛」を感じることがあるため(特に虚弱体質)、継続的に飲み続けるのが難しく感じるかもしれません。今回は、胃にやさしくビタミンCを摂取するための「カプセルタイプのビタミンCサプリメントのおすすめの飲み方」について詳しくご紹介します。
- なぜビタミンCで胃痛が起こるのか?
- カプセルタイプのビタミンCサプリメントを選ぶ理由
- カプセルタイプのビタミンCをお湯に溶かすメリット
- お湯に溶かして飲む具体的な方法
- 注意点
- お湯に溶かすことによる飲みやすさと続けやすさ
- まとめ
なぜビタミンCで胃痛が起こるのか?
ビタミンCの摂取で胃痛が起こる原因の一つは、ビタミンCの酸性が影響しています。特に市販のビタミンCサプリメントは「アスコルビン酸」と呼ばれる酸性成分を含むものが多く、これが胃酸と反応して胃壁に刺激を与え、胃痛を引き起こす可能性があります。
ビタミンCは水溶性のため、身体に溜め込むことができず、過剰摂取した分は尿として排出されます。そのため、効率よく摂取するには毎日少量ずつ飲むことが理想ですが、胃が弱い方にはこの「少量でも胃に刺激を感じる」ことが問題です。特に空腹時の摂取は避け、食後に飲むのが望ましいとされています。
カプセルタイプのビタミンCサプリメントを選ぶ理由
カプセルタイプのビタミンCサプリメントは、粉末に比べて胃にやさしいとされています。カプセルに包まれることで胃への直接的な刺激を抑え、徐々に体内で溶け出して吸収されるため、胃への負担が軽減されるからです。
しかし、胃に敏感な人や特に空腹での摂取に不安がある人にとっては、カプセルタイプでも胃痛が生じることがあります。そこでお勧めなのが、お湯に溶かして摂取する方法です。
カプセルタイプのビタミンCをお湯に溶かすメリット
酸性度が緩和される
お湯に溶かすことで、ビタミンCの酸性度が若干和らぎます。ビタミンCは熱に弱い性質がありますが、グツグツ煮なければOK。
私はお湯で摂取しても十分メリットを実感することができましたね。
心配な方は60度以下のお湯がおすすめ。60度以下のぬるま湯であればその成分が壊れにくく、栄養素を維持したまま飲むことができます。
これにより、胃の負担が軽減され、胃痛を感じにくくなるでしょう。
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胃壁への刺激を抑えられる
カプセルが溶けると、ビタミンCがゆっくりと体内に吸収されるため、急激な胃への刺激を回避できます。さらに、温かい飲み物と一緒に摂取することで胃がリラックスし、消化も促進されます。
吸収効率が高まる
カプセルをお湯に溶かすことで、腸での吸収効率が上がるとも言われています。水溶性のビタミンCは、液体状で摂取することで体内への吸収が早まり、効果をより早く実感できる可能性があります。
お湯に溶かして飲む具体的な方法
カプセルをお湯に溶かす
ビタミンCのカプセルをコップに1粒入れ、お湯を注いでよくかき混ぜて溶かします。溶け残りがないようにしっかりと混ぜるのがポイントです。カプセルはそのまま入れてOK。ビタミンCといっしょにすぐ溶けます。
砂糖や蜂蜜を入れるとビタミンC飲料っぽく美味しく飲めます。
酸っぱすぎたり胃痛がする場合は1粒をキッチン用ハサミなどで半分に切って半量ずつ摂取してもいいです。
飲むタイミングに注意する
食後30分以内に飲むのがベストです。空腹時に摂取すると胃が直接刺激されやすいため、胃痛が生じるリスクが高くなります。
注意点
ビタミンCの過剰摂取に気をつける
ビタミンCは水溶性で体外に排出されやすいものの、1日の摂取量を守ることが大切です。過剰摂取は下痢や腹痛の原因になる場合もありますので、製品の推奨摂取量を守りましょう。
だらだら飲まない
ビタミンCは酸性なので、お湯に溶かしたビタミンCをだらだら飲んでいると歯によくありません。できるだけ短時間で飲み、飲み終わったら水で口をゆすぐなどすると安心です。
お湯に溶かすことによる飲みやすさと続けやすさ
お湯に溶かして飲むことで胃痛のリスクが軽減されるだけでなく、温かい飲み物としてのリラックス効果も得られます。特に寒い季節には、ビタミンCを補給しながら温まることができ、習慣化しやすくなるでしょう。
また、毎日少しずつの摂取を続けることで、ビタミンCの効果を最大限に活かせます。ビタミンCは身体に必要な栄養素であり、健康や美容に欠かせない成分です。胃に優しい方法で、無理なく摂取を続けてみましょう。
まとめ
カプセルタイプのビタミンCサプリメントをお湯に溶かして飲む方法は、特に胃に敏感な方にとって有効です。酸性度を緩和し、胃壁への刺激を抑えることで、胃痛を避けながら安心してビタミンCを摂取できます。日常の健康習慣として、ぜひこの方法を取り入れてみてくださいな。
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